【22卒・新卒向け】逆算思考でデザインする「就活の軸」と「人生の軸」

2020年6月28日

この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。

世の中には、なんでこんなにたくさんの会社があるんですか……

急に意味深なことを言い出してどないしたん?

就活を始めて面接を受けていくうちに、「私はどんな会社に行きたいんだろうか」って疑問に思うことが多くてねー。

なるほど!
ちなみにどんな会社で働きたいんや?

都心の会社で、高層ビルにオシャレなオフィスがあるところがいいなー!

んー、具体的な「就活の軸」を決めておくと、もう少し順調に就活を進められるかもしれんで?

就活の……軸……?

やれやれ。これは一から説明する必要がありそうやな。

本記事で解決する課題

  • 「就活の軸」を作ることで必要以上の「迷い」や「悩み」を減らせる
  • 「何をしたらいいか」「何をしなければいけないか」が明確になる
  • 「志望動機」に説得感を付けられる
  • プロセスの中で「逆算思考」が身に付く

そもそも就活の軸とは?

その軸とやらは、いったいなんなのさー?

就活の軸とは、「会社を選ぶ上での自分なりの価値観や基準」のことや。

もう少しわかりやすくお願いしまーす。

具体的に言うと、「営業職で働きたい」「新しいことに挑戦できる環境に身をおきたい」とかや。

ふーん、なんか「仕事の条件を決める」みたいな感じかなー?

それも悪くない考え方やな。

それなら、私は事務職で働いてみたいなー。

もちろん、就活の軸を一つに絞る必要はなく、複数の軸を掛け合わせるとなお良しや!

そしたら、お給料をたくさんもらえて、残業がまったくない会社がいいなー!

おっと……、就活の軸を持つのは大事なんやが、給料や待遇面に関わる内容は避けたほうがええな。

えー、でも本当のことなんだもん。

本音でも口に出すのはやめとけや。
あくまで就活の軸は、「自分の強みや魅力が引き出せるモノ」を基準に考えた方がええな!

なるほどねー。

例えば、「英語が得意でそれを生かしたいから、海外進出できる会社で働きたい」とかな。

英語できるとかっこいいねー!
私も勉強しちゃおっかな♫

就活の軸は人によってさまざまです。

軸を一つだけでなく複数持っておくと、自分が将来したいことをより明確にできます。

何のための就活の軸?

そもそも、就活の軸はなんのために決めておくのー?

ひとつは「受ける企業を絞れる」という点やな。
君も言っていたけど、世の中にはたくさんの会社があるわけや。
「選ぶ基準」を決めなきゃ、どの会社を受ければいいか全然検討つかんやろ?

今まさにその状態だよー。
会社がありすぎて訳がわからない……

就活の軸を決めておかないと、どの会社も良いように思えてくるんや。
とりあえず、手当たり次第に会社の選考を受けても、効率の悪い就活になってまう。
そうならないように、就活の軸を決めれば、自分はどんな業界・職種で働けばいいのかが見えてくるはずや

ふむふむ。

もうひとつは「自分にあった企業を見つける」ためやな。
そもそも会社がありすぎて、選択肢が多すぎるわけや。
その中から、やりたい仕事や自分の理想の環境を見つけるのは大変なこっちゃ!

できれば、働きやすい環境がいいよー。

そうやんな。
だから、自分の希望する条件にあった理想の企業を探すためにも、就活の軸を決めておくのは大事なんや!

聞けば聞くほど、就活の軸について深掘りしたくなってきたよー。

就活の軸を決めておくと、自分が働きたい職場を見つけやすくなります。

興味のある仕事をいくつかピックアップして、就活の軸を作る材料を探してみてください。

就活の軸はあとで変えても問題ないので、とりあえず仮の軸を作って就活を進めてみましょう。

就活の軸は面接で効果を発揮する

そんでなんと言っても、就活の軸は面接で一番重要になるんや。

それはなんとなくわかる気がするー。

軸を決めておけば、「一貫性」をアピールできるんや。
就活の軸をもとに、志望動機や自己PRに落とし込めるしな。

そういう効果もあるんだー。

軸を決めずになんとなく就活してると、自分自身が行きたい会社もわからんくなるし、ええことないで!

うんうん。

あとは、どこの企業でも通用する就活の軸は避けた方がええな。
「仕事を通して社会貢献できる会社」みたいなパターンや。

なんかすごい良いこと言ってる感じがするんだけどなー。

でも面接でこの回答を出したら、「それならほかの会社でもできますよね?」って言われるで?

たしかに……

この場合、「その会社でどういう風に社会貢献できるか」とさらに深掘りするとええな。
具体的なエピソードを交えて、そこから志望動機にまで落とし込めたら、もうパーフェクトや!

自分の経験談から話ができると、相手にも伝わりやすそうだねー。

そもそも、「就活の軸」について面接官が聞く意図はわかっとるか?

そんな難しいことわからないよー。

一点は、「学生をふるいにかけるため」や。
就活の軸が定まっていない学生は、「特に目的がなくうちの会社を受けにきている」と判断されやすいんや。
軸があれば、その会社を受けにきた理由を話せるはずやからな。

気をつけなきゃー。

もう一点は、「自分の会社とマッチするかどうかを確認するため」やで。

企業側もそういう感触を大事にするの?

企業も遊びで面接をやってるわけやないで。
「うちの会社の雰囲気や方針にマッチしそうな学生を採用したい」と思って、仕事の一環として面接をしとるんや。
もし、学生を採用して早期離職されたら、また採用活動せなあかんからな。

なるほどー、企業も採用には慎重なんだねー。

だから、就活の軸を聞いて、「その学生がうちの会社でやっていけそうかどうか」を面接で決めるんや。
実は面接官から見ても、就活の軸は重要な判断材料というわけや。

奥が深いんだねー。

面接において、就活の軸は貴重な選考材料になります。

しかし、就活生がいきなり軸を決めるのも難しい話です。

面接を受けながら、さまざまな企業を見て、就活の軸を決めていくと良いでしょう。

就活の軸の決め方は逆算思考(ゴールの定量化)

就活の軸は、将来を見据えて決めるべきや!

将来とかまったく考えてないよー。
今が楽しければそれでいいもん。

そういう話やない(笑)
自分の5年後や10年後を考えてみるのが大事なんや!

10年後かー。
会社で昇進して、バリバリ働いていたいなー。

「会社で昇進する」だけだと、ちと具体性に欠けるな。
「どういう会社で働きたい」「こういう仕事がしたい」と掘り下げていくと、自然と就活の軸が決まるもんやで。

なんとなーく、先のことを考えておけばいいのー?

そうやな。
就活の軸を決めるときは、先にゴールや目標を考えるのが大事っちゅうことやな!
就活を進めるうちに、軸は変わる可能性もあるから、とりあえずおおまかな目標を立ててみるんや。

なるほどー。

さらに就活の軸を決めるには、「自己分析」がかなり大事になってくるんや。

自己分析かー、苦手だなー。

その上で、「自分がしたい仕事・やりたくない仕事」「仕事で譲れない条件・妥協できる条件」を洗い出していくとええ感じやな!

なるほど、それなら書けそうだよー。

いきなり就活の軸っていっても、なかなか出てこないもんや。
最初はさっき書いたような「自分の中での仕事の価値観」をリストアップしていくのが大事やで!

それから自分の人生のゴールを決めていけば、就活の軸が見えてくるんだねー。

うん、さっきワイがまったく同じことを言ったけど、そういうことやな!(笑)

就活の軸を決めるには、「将来の仕事の目標」を考えてみると良いです。

さらに、その目標を実現していく上で、「自分なりの仕事の条件」を分析してみましょう。

そのように掘り下げていけば、自然と就活の軸は完成していきます。

就活の軸ではなく、「人生の軸」を作るべき

就活の軸はな、人生単位で考えてみると、うまくハマる場合があるで!

人生とか、話のスケールが大きすぎるよー。

さっきは将来の話をしたけど、自分のこれまでを振り返るのも大事や!
とりあえず、自分の過去の棚卸しから始めてみよか。

棚卸し?

例えば、小学生のころ、友達とテストの点数を競った経験あるやろ?

あるある!
「一番点数の低かった人がみんなのランドセルを持つ」みたいな罰ゲームをしたよー。

そんとき、負けたらどんな気分やった?

そりゃあ、悔しいよー。
次は負けないように必死に勉強したもん。

その結果どうなったんや?

ランドセルを持つことはなくなったよー(笑)
なんか勉強するのが楽しくなったんだよねー。
今では考えられないけどー。

そもそもなんで勉強しようと思ったん?

なんかすごい質問攻めだね……
やっぱり悔しくて、「次はもう負けたくない」って感じたからだねー。
昔から負けず嫌いのところがあるのかなー?

そう、それを聞きたかったんや!
自分の過去のエピソードを掘り下げたおかげで、「負けず嫌い」っていうワードが出てきたやん?

そうだけど……それをどう使うのー?

今の君のエピソードを整理すると、「周りの人と勝負をして、負けたのが悔しい。もともと負けず嫌いな性格だから、必死に努力して勉強した。友達に勝って結果を出したおかげで、勉強するのが楽しくなった」ってことやろ?

そうだねー。

これってな、営業職が向いてるとも言えるんやで?

なんでー??

営業職はな、売り上げを出して評価される仕事や。
例えばやけど、優秀な成績を出した社員がみんなの前で表彰されたとするやん?
もし、自分が負けず嫌いであれば、「悔しい」という感情が湧くはずや。
次は自分が表彰されようと、毎日外回りをしたり、電話で営業したり、必死に努力するやろな。
その結果、自分が一位の売り上げを出して表彰されたら嬉しいやろ!

なんかそう考えると、さっきの私のエピソードと似ている部分があるねー。

そうやろ?
「周りの人に負けて悔しいから、努力して結果を出す」というエピソードから、自分の性格を分析して、そこから向いていそうな業界・業種を絞り出してみたんや!

就活の軸の探し方には、こんな方法があるんだねー。

ほかにもあるで。
「道で重たそうな荷物を歩いているおばあさん」を見たら、どういう行動を取る?

おばあさんに声をかけて、荷物を持つのを手伝ってあげるかなー。
それでお礼を言われたら、嬉しいよね。
善意で手伝ってあげてよかったなーって。
……あっ!

なんか気づいたんちゃう?

そういう感謝の言葉にやりがいを感じたなら、お客様と関わるサービス業を目指すのもありっぽいねー!

ビンゴや!
こういう風に「自分の過去のエピソードの掘り下げ」が就活の軸を決めるポイントにもなるんやで!

さっそく、やってみよーっと。

自分の過去を掘り下げることで、就活の軸を探すヒントになることがあります。

試しに、これまでの自分の人生のエピソードを書き出してみましょう。

ノートに書き出して整理すると、就活の軸はもちろん、志望動機や自己PRなどの材料が見つかるかもしれません。

【参考】「人生の軸」を作ることに特化した日本初のコーチングサービスなどもオススメです。

一人で「就活の軸」を作るのが難しい場合

いろいろと就活の軸について語ってきたわけやけども、自分ひとりで軸を作るのが難しいことも当然あるはずや!

うん、私には無理だー。

諦めが早すぎるわ(笑)
まぁ、君のような人も多いと思うから、「就活の軸を一人で作るのが難しい場合の対処法」について説明していくで!

お願いしまーす。

説明会に参加してみる

就活の軸を決めるのに、企業の説明会に参加するのは効率的な方法やろな。

説明会に参加すると、どんなメリットがあるのー?

説明会に参加すれば、選考の詳細はもちろん、企業ごとの事業内容や雰囲気を確認できるで!
参加したからといって、必ずしも選考に進む必要はないんや。

なるほどー、いろいろな説明会に足を運んでみるのが良さそうだねー。

説明会を受けているうちに、就活の軸について見えてくるものがあるやろな。

インターンに参加する

説明会も大事やけど、実際の仕事を体験してみるのも就活の軸を作るためのひとつの手段や。
企業で働いたことがない学生にとって、「仕事の価値観や基準」を考えるのは難しいことやからな。

インターンってこと?

おっと、先に言われてもうた……
インターンを通して、職場の雰囲気とか実務を体験できるわけや。
「企業で働く」っていう体験だけでも、学生にとってはメリットばかりやで。

お給料も出るもんねー!
学生にとっては一石二鳥だよ!

そやな(笑)
インターン生といえど、働いた時間に対して、お給料をもらえる場合がほとんどや。

そのままその会社で働くってパターンもあるのー?

もちろんや!
その会社と自分の理想がマッチすれば、その会社の選考を受けるのもありやな。
業務内容を理解してるし、すでに職場の雰囲気もわかってるから、採用されたら働きやすい会社であることは間違いないと思うで!

就活生の友人に相談する

就活生の友人がいれば、就活の軸の作り方についていろいろ相談しあえるで!

私の周りにもいくらでも就活生がいるから、それならすぐにできそうだねー。

近くの友人に相談するのもええんやが、説明会やインターンに参加して新しく就活仲間を見つけると、どんどん世界も広がるやろな!

私、人見知りなんだよなー……

そうできれば理想ってだけで、最初は近場の友人がベストや。
就活生同士でお互いに過去のエピソードを話して、自己分析し合うのなんかええな。
客観的に意見をもらうのが大事やで!

今度友達とやってみよー。

OB訪問をする

最後にOB訪問やな。
自分の大学の先輩に勤務先の企業のことを聞けるんや。

私も仲良い先輩いるから、OB訪問してみようと思ってたんだー。

実際に働いている人から仕事の話を聞けるのもメリットのひとつやけど、なんと言っても1対1で話せるのはデカイな!同じ大学の先輩だから、大学時代の話も含めて雑談をしやすい雰囲気が作れるのもポイントやで。

ここまでの内容を聞くと、説明会だと大勢の就活生がいる前で質問しなきゃいけないもんね。
インターンに関しても、先輩が仕事で忙しそうだと、質問できるタイミングが限られるかもしれないし……

そうやな。
OB訪問であれば、会社の一室やカフェとかで、ゆっくり就活や仕事のことを聞けるで!
もちろん、「相手に時間を取ってもらってる」ことに対して感謝せないかん。

そうだよね。
先輩は貴重な時間を割いて、OB訪問に対応してくれるわけだもん。

だから、その時間を有効活用せなあかんで。
先輩が就活生のときの話を聞いたり、自分の就活の悩みについて相談したりするうちに、就活の軸を作るヒントを得られるかもしれんしな!

なるほどー、いろいろと勉強になりますなー。

ひとりで就活の軸を作るのに行き詰まったら、企業説明会やインターンに参加してみてください。

特にインターンは、「学生のうちに会社で働くという体験ができる」という点でオススメです。

そのほかにも、就活大学を運営するゼロイチUnitでも無料で就活面談を行っておりますのでご興味がありましたらLINE@のご登録下さい。

まとめ

しっかりとした就活の軸があるかどうかで、面接の結果は変わってきます。

就活の軸は志望動機や自己PRとも関連性があるので、これらと一緒に考えていくのがオススメです。

考え方として、「自分のこれからの目標決め」と「人生のエピソードの掘り下げ」をすると、ヒントが見つかるかもしれません。

ひとりで考えるのは難しいので、周りの友人に相談するなど、自分にあった方法で就活の軸を決めていきましょう。