就活うつは甘えではない!!適切な治し方と対策法

2020年5月30日

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自己分析、大量のエントリーシート、緊張する面接…… 就活はやらなければいけないことが盛りだくさんで、疲れちゃうこともありますよね。「何も手につかない」「夜なかなか眠れない」と感じている方は、もしかしたら「就活うつ」かもしれません。今回は、就活うつの適切な治し方と対策をご紹介します。

この記事を読むメリット

  • 就活中のメンタルの状態を客観的に把握できる
  • 「就活うつ」の適切な治し方と対策法を理解し、実行できるようになる

就活うつとは?

「就活うつ」とは、就活によるストレスでうつ病を発症してしまうことです。

面接で緊張したり、なかなか内定が取れなかったり、周りと就活の状況を比べて落ち込んだり……就活を進める上でさまざまなストレス要因があります。そのため就活で疲れや不安を感じること自体は、誰にでもあることかもしれません。

しかし気分の落ち込みが酷く1日中絶え間なく続いたり、食欲低下や不眠などを引き起こしたりする場合はうつ病である可能性が高いです。発症の引き金は人によってさまざまですが、うつ病が悪化すると就活自体ができなくなるだけでなく、学校に行けなくなったり、生活に支障をきたしたりすることもあります。

就活うつになっている人の数

近年就活うつは増加傾向にあり、誰にでも起こりうることです。就活経験者の7人に1人が「就活うつ」の状態になっているというデータもあります。

就活うつにより、自殺にまで追い込まれてしまう人も少なくありません。厚生労働省が発表している平成30年の「自殺の統計」によると、就業失敗による自殺者は20~29歳で51人。進路に関する悩みは57人。

就活で辛い思いをしながらも「今だけ我慢すれば…」と無理をするのは禁物です。何よりも大切なのは、自分の心と体。少しでも違和感を感じたら、早めに対策しましょう。

【結論】就活うつは甘えではない!

就活うつになると、今まで当たり前にしていたことができなくなります。朝起きて学校へ行くこと、集中して何かに取り組むこと、人に会うことなど……。心の不調は目に見えないので、他人からは「怠けてるだけ」「仮病」などと言われてしまうこともあるでしょう。

うつ病の症状によって自己肯定感が下がり、「何もできない自分はダメなんだ」「甘えているだけ」という考えに捉われてしまうこともあります。しかし、就活うつは決して甘えではありません。うつは「心の風邪」。れっきとした病気なので、何かができないからといって自己嫌悪に陥る必要はないんです。

甘えと勘違いされがちな「非定型うつ病」「新型うつ病」に要注意

特に注意したいのが、「非定型うつ病」「新型うつ病」と呼ばれるものです。若い世代に増えてきているうつ病として、近年注目を集めています。従来のうつ病と異なるのは、旅行や友達との外出など、好きなことをしているときはうつ症状が出ないことです。

「いつもは元気だから…」と本人もうつ病を見逃してしまいがちで、周囲からも誤解を生んでしまいます。好きなことができるからと言って、うつ病の苦痛は変わりません。甘えではないと、本人も周囲も認識する必要があります。

【対策】就活うつ対策(カウンセリング編)

就活うつの予防に有効な対策は、「話を聞いてもらうこと」です。落ち込んでいるときは一人で抱え込まず、誰かに話したほうが心が軽くなります。気持ちを言葉にすることで、自分がどうして落ち込んでいるのか、どうしたいのか、心が整理できるメリットもあります。

友達でも良いですが、できれば現在就活中ではない人が良いでしょう。就活中の同年代の友達だと、相手と自分を比べてしまい、余計に辛くなってしまうことも。

おすすめは、就活メンターや就活を経験した先輩。就活うつの原因となるのは、「面接が成功するか不安」「なかなか内定がもらえない」といった不安や焦燥。ひとりで悩んでいてもどうしたらよいか答えが見つからず、うつ状態に陥ってしまいます。そこで就活メンターや先輩に相談することで、就活成功に向けての具体的な方法が見つかり、気持ちが軽くなるはずです。

就活大学では、「自分のやりたいこと」という初歩の段階から相談に乗り、確固たる目標を見つけて内定獲得するサポートをします。どんな些細な悩みにも真剣に向き合うので、ぜひご相談ください。

【対策】就活うつになったら病院に行こう

以下のような症状が続くときは、病院で診察を受けましょう。

  • 何もやる気が起きない
  • 寝付きが悪い
  • 食欲がわかない
  • 体のだるさや倦怠感がある
  • 突然涙が出る

「うつ病で病院に行く」と聞くと、なんだかハードルが高く聞こえるかもしれません。しかしお腹が痛くて我慢できなかったら、病院に行って薬をもらいますよね。それと同じで、心と身体の不調を治しに病院に行くことは特別なことではありません。

どんな病気でも早期発見・早期治療が大切。うつ病も、早めに病院へ言って適切な治療を受けることで、早く回復に近づけます。

誰でもなりうる「就活うつ」適切な対応で元気になろう

今回は、就活うつとは何なのか、適切な治し方と対策をご紹介しました。さまざまなストレス要因のある就活。少し疲れて心の調子を崩してしまうこともあるでしょう。そんなときはちょっと休憩して、就活うつの対策をすることも大切です。就職は、大きな節目かもしれませんが、人生のすべてではありません。自分を大切にしてストレスと上手に付き合いながら、就活を進めましょう。